入庫中の997.1ターボの下廻りをチェック

ALPINA XD4の整備中になります。そして終わったら奥に控えています新入庫の997.1ターボをリフトアップします。メッツガーエンジンのなかなか希少な低走行の車両で試走した感じもすこぶる快調でした。とは言え、これから下廻り中心にチェックします。

突然雨が降ってきたので一時避難です。。。

XD4の整備も完了し、997.1ターボを早速リフトアップです。

997まではエンジンルームも見れるのでなんか嬉しい!?エンジンルームもきれいで状態の良さが伝わってきます。入庫したてなので下回りは初見になります。

フロント側からはアンダーカバーに覆われてますのでご覧の通りですが、アンダーカバー類もヒットした形跡もなく凄くきれいで、ひとまず安心。

そしてリアに回り、エンジン回りです。パッと見でもなんかこれはすごく状態良さそうです。

薄っすらと全体的に茶色?ゴールド?かかっているのは、この時代の防錆剤のアンダーコートが塗られているからなのですが、年式的にはそれすらも斑に剥がれている個体が多かったり、錆や腐食も進んでいる個体が多い中で、これは優秀です!これまでの管理も良かったことがひと目で分かります。

空冷時代からの継承、GT1クランクを採用する最後のターボモデルです。久しぶりに拝んでいます。オイルリークはおろか、水漏れ、オイル滲み跡も見られません!ちょっと感動。

覗き込んで細部も。コスト度外視の素材や造り込みが最早お宝です。

911が誕生してからこの997型までの間、基本構造は変えずにアップデートされ、歴史あるエンジンが997型のGT3系とターボ系に搭載されています。もう製造されることがない伝統的で貴重なエンジンを搭載した911が世界的に人気急騰しているのも頷けます。

エンジン側から見て奥はデフ、ミッションが存在します。こちらも問題なし。

レーシングエンジン由来の純粋なドライサンプエンジンなのも特徴的でソソりますね。

右側にオイルタンクが見えます。水冷ながらも頑丈な空冷時代のユニットを採用しつつ、ポルシェがコスト度外視で製造していたほぼ最後のモデルで、後世に残るモデルの一角だと思います。可変ジオメトリータービンもパシャと撮ります。

足回りのアーム、ブッシュ類も問題なく、グリスが飛び散ったりも皆無です。これはなかなかのお宝個体の予感です。

下廻りをチェックしていきましたが、想像以上にしっかりして、状態も良くて安心しました。

次は店舗に戻ってから内外装もチェックしていきます。